飲食店専門用語 解説

【飲食店用語解説】限界利益とは?

1. 限界利益とは?

 飲食店における限界利益(Marginal Profit)は、追加の販売または生産が発生させる利益を示す財務指標です。限界利益は、追加の単位販売や生産に関連する変動費用を差し引いた後の利益を指します。この指標は、企業が追加の生産や販売を検討する際に、その意思決定をサポートするのに役立ちます。

2. 限界利益を求める公式

限界利益を求める公式
「限界利益」=「売上高」−「変動費」

例) 1ヶ月の売上高が4,898,422円、変動費が2,157,080円の時の限界利益は?
4,898,422-2,157,080=2,741,342円
この店舗の限界利益は2,741,342、となる

3. 限界利益を見るポイント

 以下は、飲食店における限界利益に関する詳細です。

3.1 追加の売上高

 限界利益は、追加の販売によって生じる売上高の増加を考慮に入れます。たとえば、特別なセールスプロモーションや新しいメニューアイテムの導入による追加の売上高が含まれます。

3.2 追加の変動費用

 限界利益は、追加の販売や生産に関連する変動費用を差し引いた値を示します。変動費用は、原材料費、直接労働コスト、消耗品費、配送費用など、追加のアクティビティに関連する変動する費用です。

3.3 意思決定に役立つ

 限界利益は、企業が新しい商品を導入したり、価格を変更したり、販売プロモーションを行ったりする際に、その活動が利益にどのように影響するかを理解するのに役立ちます。具体的なシナリオや意思決定において、追加の利益が追加の費用を上回る場合、その活動が経済的に合理的であると言えます。

3.4 固定費用との関係

 限界利益は変動費用を考慮に入れるため、固定費用には影響を及ぼしません。しかし、限界利益を元にして全体の利益を評価する際には、固定費用も考慮する必要があります。全体の利益は、限界利益から固定費用を差し引いたものです。

4. 最後に

 飲食店経営者は、限界利益を活用して新しい戦略やプロモーションの効果を評価し、最適な意思決定を行うことが重要です。限界利益を計算することで、追加の販売や生産が収益性に与える影響をより明確に把握し、戦略的な方針を立てるのに役立ちます。

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