飲食店専門用語 解説

【飲食店用語解説】損益分岐点とは?

1.損益分岐点とは?

 飲食業における「損益分岐点」(Break-Even Point)は、収益と費用がちょうど相殺し合い、純利益がゼロになるポイントを指します。つまり、損益分岐点では収益が費用をカバーし、利益を出す前の状態を示します。これは、飲食業の経営において重要な概念であり、経営者が収益性とリスクを評価し、事業計画を立てるのに役立ちます。

2.損益分岐点を求める公式

損益分岐点を計算するための基本的な式は次の通りです。

損益分岐点売上高=固定費÷{1-(変動費÷売上高)}

例)売上高 5,000,000円、固定費2,150,815円、変動費2,350,145円 の時の損益分岐点売上高は?

2,150,815÷{1-(2,350,145÷5,000,000)}
2,150,815÷1-0.47
2,150,815÷0.53=4,058141

損益分岐点売上高は4,058141となる

3.損益分岐点から見える事

 損益分岐点を計算することで、飲食業の経営者(または店長)は以下の情報を得ることができます。

3.1 店舗の売上目標設定が明確になる

 どの程度の売上高を達成すれば、費用をカバーし利益を出すことができるかを知ることができます。

3.2 価格設定戦略

 価格設定戦略を検討し、競争力を維持しながら利益を最大化するための情報を提供します。

2.3 販売費用

  営業活動に関連する間接的な費用や販売促進のためのコストを指します。例えば、広告費、マーケティング費用、販売員の給与などが含まれます。

2.4 売上と利益の最大化

 損益分岐点を超える売上を追求することで、利益を上げるための目標を設定できます。

3. 最後に

飲食業における損益分岐点の計算は、経営戦略や財務計画を策定する際に不可欠な要素です。経営者は、固定費、変動費、売上高を詳細に分析し、損益分岐点を把握することで、事業の持続可能性と成長戦略を確立するのに役立ちます。

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